仮想日本Facebook流行モデル

最近仕事でよく台湾に行きます。
元々中年者向けの販売事業のWEBコンサルとして
参加させていただいたのがきっかけなのですが

英語もろくに勉強しなかった私が、
今では台湾だけでなく他の国にも興味津々で
仕事の合間に英語と中国語を勉強している状態です。

台湾は歴史的な背景があり、親日国家です。
中国圏の中では特殊な文化と思考を持っています。

台湾の至るところで日本語を目にし、
観光地やホテルのほとんどに
日本語の話せる方がいます。

コンビニや書店にはVIVIやCANCANといった日本製の
雑誌がファッション雑誌の半分を占め。

台北市内の至る所に日本食の店があり
日本のテレビドラマが中訳で流れ、
日本語の専用チャンネルもございます。

2010年度の大河ドラマ、龍馬伝も放送されてます。
先日仕事のパートナーに
「ちちうえ!」と呼ばれました。笑

主要言語は北京語と、それが派生した台湾語。
場合によって客家語や閩南語もありますが、
方言のような捉え方でOKです。


物価は台北で日本の70%ほど。
しかし物により格差はあります。
たとえばコンビニあるミネラルウォーター(650ml)は
10NT$なので30円ほどです。
台南だと40%くらいまで下がります。
先日台南で1,000NT$(3000円相当)の鉄板焼きコースを食べましたが
今まで食べた鉄板焼きで一番美味しかったかもしれません。
ボリュームも大満足で、海鮮が美味しいです。


タクシーの運転は少々荒いですが、
初乗り約180円とかなりお得です。

外国人の生活者との交流が盛んなため
時には英語、北京語、台湾語(北京語が派生したもの)、日本語
などが飛び交う場合もあります。

日本の形式的な語学の授業とは違い、
実践的な学び方をします。

大学や高校で、英語もしくは日本語を選択するのが主流で
ほとんどの方が卒業までに日常会話レベルまで会得しています。
瞬時に何語か判断して返答する観光地のガイドの方はさすがです。

台北市内の主要部分はどこでもwi-fiに繋がります、
セブンイレブンでwiflyという
チケット買ってIDとパスワードを入手するだけです。

1DAY:約300円 31日:約1500円

朝の公園は太極拳をしているおじいさんがいて
優しく話しかけてくれます。

関西人のようにフランクな方が多いです。笑

私が台湾の友人と2人でご飯を食べてると
「友達紹介するよ!」と気付けば7・8人で食べていたり、
KTV(日本でいうところのカラオケ)が大流行してます。
なんでもかんでもKTVです。
誕生日なんかの祝い事も年齢を問わず
KTVで祝うことが多いです。

若い子達は流行に敏感でmoussyやSLYなど
日本発信のブランドが高値で百貨店に並びます。

お菓子はグリコ、明治・・・
ビールはアサヒにキリン、
どこのコンビニでも買えます。
トイレットペーパーが水に溶けないので
紙は近くにあるごみ箱に捨てます。
ホテル暮らしなどで、それが気になる方は
日本からトイレットペーパーを
1つ持参すれば水に溶けるので解決です。

そして驚くべきことがFacebookの利用率です

台湾の人口は2300万人くらいなのですが、
その利用率はなんと1000万人!

そして18〜34歳の利用者の割合が

72%

という数値が出ています。
若い世代の影響力、そのコミュニティが強力なのです。
ですのでチャンスがたくさん埋もれています。

弊社ではその台湾での販売事業の他に
若い世代でのサービスも展開しています(台湾のみで)

以前日記に書きました5日間でいいね!を1000獲得したアレです。

台湾の若い世代は語学力もあるので、
それを活かせるFacebookが日常的に活用されてるわけです。

ここが日本とは大きく違う所でしょう。

1、基本的には日本人の趣味思考に近い台湾人が
2、語学交流が盛んでFacebookが日常的

っとなると、日本の若者達がFacebookを活用し始めたらどうなるのか、
いわゆる日本での仮想Facebook流行論が想像できるわけです。

話は少しそれますが
50〜60代のFacebookの新規登録ユーザーの増加率が2009年に比べ
250%アップしているようです(2010年度)※ソース元:ソーシャルベイカー

その理由に、学生や子供達が自分のおじいちゃんと
Facebookで写真や日記をシェアするそうです。

「おじいちゃんもFacebookに登録してよ!」ってなわけで
おじいちゃんも、毎日孫の様子や写真が見れるわけです、

そりゃ登録しますよね。ワクワクです。

孫との共通の会話も増え、
Facebook 上でも孫とコミュニケーションができ、

孫の友達とも知り合える、
そりゃ楽しくないわけないですよね。

おじいちゃんと孫の接点が増えれば今度は
おじいちゃん同士のコミュニティが生まれるでしょう。

孫を接点とした、おじいちゃん達の交流の場です。

そうなるとさらに50〜60代の登録数は加速します。

私はアナログ人間だから、という言葉をよく耳にしますが

「孫とおじいちゃんのコミュニケーション」は特別です。

おじいちゃんの動機付けのパワーが違います。

これにより日本でも年配の方のIT化が進みます。

年齢層にあまり関係無くFacebookが使われる時代が来ると思います。

皆が携帯電話を使い始めたような感覚で。
Facebook は流行していくでしょう。
もちろん若い世代で広まる事が前提ですが。

「日本人は島国だし、本名や本人の写真を公開するのに抵抗があるんじゃない?
Facebookは広まらないんじゃないの?」

っという声があります。
はたして、それを感じているのは日本人だけでしょうか。

日本以外でもプライバシーを重んじる、シャイな国はあると思うのです。

現にヨーロッパ圏のfacebookユーザーも日本と同じく
プライバシーを重んじる傾向があるようです。
誰だかわかり難い写真を掲載している人も多くいます。
それでもFacebookが流行ってます。

そんなこんなで、日本も250万人突破です。
上位50カ国中1位の上昇率です。


ソーシャルネットワークの影響も多いにありそうです。

余談ですが、グアムの上昇率が半端ないです。
何か放送があったのでしょうか。
見てくださいこれ。



そんなFacebook。


全世界でますます会員数増加中です。



そんな私は今、台南に向かうバスの中


この記事をローカルで書いています。笑
バスにwi-fiが欲しい。




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